あけましておめでとうございます。
FrancescaBEEです。
今年は初めて日本以外の場所で年越しをしました!
今回は新年早々ですが、「早稲田大学国際教養学部に入らないほうがいい理由」について書いていきたいと思います。
2019年初の投稿を自分の学部のデメリットで埋め尽くしていきたいと思います。
お金がかかる
はい、SILSはめちゃくちゃお金がかかります。本当にかかります。
受験科目とかを見ると確実に文系よりの学部だと思うのですが、学費は160万円くらいかかって完全に理系よりです。
文学部や社会学部だと120万円くらいで済むのですが、(それでも十分高い)国教だと160万円ほどします。
理系の学部が170-180万円くらいかかるので理系学部ほどではないにせよ、ほかの文系学部とは比べ物にならないくらいお金がかかります。
さらに、学費がたいことに加え国際教養学部SP1の学生は留学が必須なのでそこにも別途でお金がかかります。
ほんの少数の学生はCSというプログラムを選んだうえで、奨学金をもらって黒字留学または若干赤字留学でそんなにお金がかかってなかったりします。
しかし、ほとんどの学生は大赤字です。
一年留学するのに最低でも100万円はかかります、私の場合は奨学金を利用できなかったので160万円くらいはかかってます、また早稲田に学費を納めってもいるので合計で留学している年は300万くらいかかっていると思います。(お父さんごめんなさい、そしてありがとうございます。)
もちろん留学する国によって生活費などは変わっていきます。イギリスに留学するのと東南アジアの国に留学するのを物価の面では同じに語ることはできないと思います。
ただ、外国で一年間暮らすのにはやっぱりそれなりに費用がかさみます。
ちなみに、国際教養学部の教科書は洋書ばかりなのでそこも地味に出費です。
何をしてるのかわからなくなる
これも国教あるあるのデメリットだと思います。
そもそも教養学部というのは「いろいろな学術分野にまたがって様々なことに対して知識をつける」みたいなことを目的としています。
こういう言い方をされると聞こえはいいですが悪い言い方をすれば「広く浅くいろいろなことに手を付けてみるということです。
留学に行った際も「日本では何を勉強しているの?」と聞かれて、これ!と答えられるものがないためいちいち学部の説明をしてから「言語学を中心に勉強してるよ/国際関係学を勉強している」とか言っている人が多いです。
またもし大学院に進もうと思った時に決めかねてしまうことも起きるんじゃないかなと思います。
もちろん学部生として学んだ事と大学院生として学ぶことが必ずしも一致しなければいけないわけではないですが、いざとなった時に「自分が学んできた知識は大学院で通用するのだろうか?」「どの分野の院に進めばいいのか?」などの疑問が浮かんでくると思います。
大学を卒業した後に就職しか考えてなくて、早稲田というネームバリューと英語ができるようになったら就活楽勝でしょっていう考えの人なら早稲田の国際教養はピッタリですが、将来何かをしたいという明確な意思がある人にはあんまりおすすめできない学部かなと思います。(そもそもそういう人はSILSを選ばないかもしれませんが)
留学は意外と面倒くさいし大変
早稲田大学・国際教養学部の大きな魅力の一つは日本語が母国語の生徒は必ず留学に行かなければいけないことです。
必ずです。必ず。しかも2セメスターです。
つまり、留学先の選考の結果対していきたくもない国で勉強をすることになってもそこに2セメスターはいないといけないということです。
留学したい!海外で生活してみたい!と思ってSILSに入ったのなら大した問題ではないかもしれないですが、「とりあえず早稲田受かったのこの学部だけだから入学しとくか」みたいな人には苦痛になるかもしれません。
また留学に行く前には志望理由書を書いたり、留学先が決まってからはビザの申請をしたりなどなど多くの手続きがあります。
入学許可が留学先からなかなか届ず、ビザがギリギリまで下りなくてどうしようもない状況に陥ってる友達も何人もいました。
帰国後も早稲田に報告書を書いて、単位の変換の申請をして等々、、、「留学」ときいて留学中に外国人の友達とワイワイ遊んで英語が話せるようになる事しか考えていないのなら、出発前・帰国後の手続きが非常にめんどくさく感じて留学の魅力が薄れてしまうのではないかと思います。
なので留学のすべてをやり切って成長したいと思っていない限り、SILSに入学しないほうがいいのかなと思います。
英語で勉強するのは大変
これは主に純ジャパの学生に対して言えることなのですが英語で勉強することの大変さをなめてはいけません。
教授は当然のように90分間英語で話し続け、配られる資料も英語で下手したらグループになった人の中に日本語が全く話せないという人がいたりすることもあります。
私は一年生の一番最初にとっていたFirst Year Seminarの担当教授がイギリス人で訛りが強く本当にずっと何を言っているのかわかりませんでした。
また毎週当たり前のように20-30ページのリーディング(もちろん英語)を出してくる先生もいて最初はただ課題をこなすのさえも苦労しました。
レポートも拙い英語で書き、、毎日英語の授業を聞き、友達とできるだけ英語で話したとしても最初の一年は英語力が伸びている感じもしないし、頑張って書いたレポートはアホみたいに低い点数しか取れなくて正直辛いです。
ほかの学部に友達がいたりすると余計に「なんであいつら一ミリも勉強してないのに、あんなにGPA いいの」とか「私も日本語でレポート書きたいな」とかいろいろ考え始めて最終的に「なんで大して英語もできないくせにこの学部に入ったんだろう」という考えに至ります。自分で決めたのに。
まとめ
今日は早稲田大学国際教養学部に入学したら困ることについて書きました。
もちろん「デメリットなんてどうでもいい」からSILSに入りたいと思っている人もいると思います、私もそうでした。
もちろん入学したことは後悔してませんが、入学してみるとやっぱり受験生のころには見えていなかった欠点が沢山見えてくるようになりました。
デメリットもひっくるめて私はこの国際教養学部が好きですが、少しでも迷いのある人はもう一度よく考えてみるといいかもしれません。
ではまた!